海外のガソリンスタンドで毎回迷うこと。そして銃社会のアメリカで運転する家族に、本当に気をつけてほしいこと
息子の留学先へ行くとき、私はカナダでもアメリカでもレンタカーを借りてきました。国際免許の取り方と、赤信号で右折できるといった日本と逆のルールは、前の記事に書きました。この記事は、現地で毎回迷うことと、私が本当に気をつけていることの話です。
先に言っておくと、私自身はカナダでもアメリカでも特別怖い思いをしたことはありません。よっぽど変なことをしなければ大丈夫です。ただ「よっぽど変なこと」の基準が、日本とは違います。
一番迷うのはガソリンスタンド
運転そのものより、これが毎回悩みます。何が難しいかというと、給油機の色が日本と同じ意味ではないことです。日本ではノズルの色で、赤がレギュラー、黄色がハイオク、緑が軽油と決まっています。ところがアメリカでは、緑がディーゼルの店が多い一方で、法律で統一されておらず、緑がガソリンの店もあります。色で判断せず、表示の文字を読んでください。「Diesel」と書いてあればディーゼル、「Regular」「87」などと書いてあればガソリンです。
ガソリン車にディーゼルを入れる、ディーゼル車にガソリンを入れる。これだけは絶対に避けてください。入れてしまったらエンジンをかけずに、レンタカー会社に連絡です。わからなかったら、現地のスタッフに聞くか、給油機の写真を撮ってAIに聞いてからにしてください。恥ずかしいことではありません。私も毎回そうしています。
もうひとつ。ガソリンスタンドで車を止めていると、「いくらでもいいからちょうだい」と声をかけられることがあります。私は小銭を渡していましたが、応じる義務はありません。給油中はドアを閉めておく、車から離れない。それだけで十分です。
日本の感覚で、煽らない・挑発しない
息子と同じ時期に渡った子の中に、人に向かって唾を吐くような挑発的な振る舞いをしていた子がいました。日本の感覚で煽る、挑発する、クラクションを鳴らし続ける。こういうことは本当にやめてください。アメリカは銃社会です。相手がどう出るか、日本の常識では測れません。
高速道路はみんな速いですが、それに合わせて競う必要はありません。規則にのっとった、丁寧な運転をしてください。それが一番安全で、一番早く着きます。
警察に止められたときの作法
これも日本と違います。在ニューヨーク日本国総領事館の「安全の手引き」は、車内で止められたら両手をハンドルの上に置いて警察官から見えるようにし、指示があるまで車から降りない、誤解を招く動きをしない、と案内しています。免許証やグローブボックスの書類を取るときも、一言ことわってから。日本の感覚で「すみません」と車を降りて近づくのは、向こうでは一番してはいけない動きです。
警察官は「相手が銃を持っているかもしれない」前提で近づいてくる。そう知っておくだけで、慌てずにすみます。
カナダは違うけれど、日本とも違う
カナダは銃の面ではアメリカと違いますし、私はカナダのほうが安心して走れました。それでも日本とは別の国です。日本と同じ感覚で向こうを走らないこと。何回も言いますが、特にアメリカです。
子どもの留学先に自分で車を走らせて会いに行けるのは、親にとって思っている以上に大きなことでした。同じように子どもの留学を考えているご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っています。
出典:在ニューヨーク日本国総領事館「安全の手引き」(2025年12月) https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/files/100882028.pdf /ライトハウス「アメリカでの交通違反の対処方法」 https://www.us-lighthouse.com/life/daijiten/violation.html /SlashGear「Why Green Gas Pumps Don’t Always Put Out Diesel Fuel」 https://www.slashgear.com/2202418/what-green-pump-at-gas-station-not-always-diesel-fuel-why-knowing-matters/ /CARPRIME「車に使うガソリンの種類の見分け方」 https://car-me.jp/articles/11508
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