3人の子どもを留学させた母が、留学の相談にのっています

「環境を変える」だけで、子どもは変わる。交換留学の番組から思い出した、公立中学の一年

2026年9月12日に放送されたTBS「日本くらべてみたら」で、屋久島と横浜の女子高生が生活をまるごと交換する企画が話題になっていると聞いた。正直に言うと、私はまだ見ていない。ただ、「環境を変える」だけで子どもがどう変わるか、という話には、思い当たることがある。

息子にとって初めての、日本の義務教育

息子は、中学3年の一年間だけ、地元の公立中学校に通った。インターナショナルスクールから移って、初めての日本の義務教育だった。周りは受験の年。給食当番があり、先生が話して生徒が聞く授業がある。その一年のことは前に書いた。

最初は、なかなか馴染めなかった。それでも、一年が終わる頃には、本人が「本当に貴重な体験だった」と言うようになっていた。今もそう言っている。

子どもの「対応する力」

あの一年で私がいちばん驚いたのは、子どもの対応する力だった。

戸惑いはある。うまくいかない時期もある。でも、環境が変われば、子どもはその環境に合わせて自分を組み替えていく。大人が思うよりずっと、その力を持っている。これは、海外に出たときにも、まったく同じことが起きた。

国内でも、海外でも

交換留学や地域留学のような、国内で環境を変える取り組みが増えているのは、いいことだと思う。息子の場合、日本の公立中学に「留学」したようなものだった。

国内と海外で、同じだと感じるのは、知らない場所で自分の足で立つ経験そのものだ。違うのは、言葉と、帰ってこられる距離。その分、海外のほうが戸惑いは大きい。でも、対応する力の使い方は同じだ。国内で一度その経験をしていると、海外へ出たときの戸惑いは、少し小さくなるように思う。

環境を変えることが、すべての子に合うとは言わない。ただ、「今の場所がすべてではない」と子どもが知るだけで、見え方は変わる。

同じように、子どもの学ぶ環境を考えているご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っている。

出典:TBS「日本くらべてみたら」2026年9月12日放送回(TVer配信ページ) https://tver.jp/episodes/epxh0u4lhr

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