「カナダ留学が厳しくなる」というニュース。高校留学を考える親が知っておきたい一点
「カナダの学生ビザが減らされる」というニュースを見て不安になった、というご相談が増えています。
カナダ政府(IRCC)は、2026年に発行する学生ビザ(就学許可)の数を40万8,000件とし、2025年の43万7,000件から7%減らす方針を公表しました。数字だけを見ると、「これから高校留学は難しくなるのでは」と感じるのも無理はありません。
上限の対象は、主に大学・カレッジの留学生です
ただ、この上限には対象外の区分があります。IRCCの通知では、幼稚園から12年生まで(日本でいう小学校から高校まで)の生徒は、上限の枠を取り合うために必要な「州の証明書(PAL/TAL)」が不要なグループとして明記されています。
2026年の40万8,000件の内訳を見ると、小中高生向けには11万5,000件が別枠で見込まれています。つまり、大学やカレッジを目指す留学生の枠が絞られる一方で、「高校からカナダに行く」という選択肢は、制度の上では閉じていません。
それでも、早めに動く理由
対象外だからといって、申請が不要になるわけではありません。学生ビザそのものは必要で、審査に時間がかかる時期もあります。書類と語学の準備は、これまでと同じように前倒しで進めるのが安心です。出願スケジュールの目安は、別の記事にまとめています。
また、この配分は毎年見直されます。今回の数字は2026年の方針であり、来年以降も同じとは限りません。留学の時期を決めるときは、その年の最新の発表を確認してください。
息子の時も、制度は動いていました
息子が高校からカナダに渡ったときも、ビザや入学の条件は年ごとに変わっていました。変わること自体は珍しくなく、大事なのは「今年はどうなっているか」をその都度確かめることだと思っています。
ニュースの見出しで不安になったときは、対象がどこなのかを一度確認してみてください。同じように、子どもの留学のタイミングで迷っているご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っています。
出典:カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)「2026年 留学生上限の州・準州別配分」 IRCC公式通知(英語)
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