3人の子どもを留学させた母が、留学の相談にのっています

円安で「留学は無理」と思う前に。うちで子どもとしていた、お金の話

円安が続いている。留学の費用が気になって、「うちには無理かもしれない」と感じている親御さんも多いと思う。費用の数字は、ここでは出さない。代わりに、うちの中で子どもとどんなお金の話をしていたかを書く。

うちは、全部オープンだった

お金の話は、隠さなかった。「今はこういう状況で厳しい。だから奨学金を使おう」「ここは自分で稼いでほしい」「ここまではできる。ここから先はできない」。こういうことを、常に、そのまま話していた。

子どもに心配をかけたくない、という気持ちはわかる。ただ、うちは逆だった。状況を知らせないほうが、子どもは動けない。知らせたほうが、子どもは自分の頭で考え始める。

為替は、家族全員が見ている

円安や物価のことも、ニュースとして避けずに話していた。為替のレートは、私だけでなく、子どもたち全員が常に見るようにしている。留学している本人にとっては、自分の生活に直結する数字だからだ。

物価の違いは、自分の体で知る

現地の物価は、私自身が年に2、3度足を運んで、自分の体で確かめている。日本ならこれくらい、向こうならこれくらい。その感覚を持っていると、子どもの話が具体的にわかる。

子どもたちが一時帰国したときも、この比較の話をよくする。同じものが、向こうではいくらで、日本ではいくらか。日常の会話として、ごく普通に。

「無理」と決める前に

円安のニュースを見て「無理だ」と思う前に、一度だけ考えてみてほしいことがある。それは、その判断に子どもは入っているか、ということだ。

親だけで計算して、親だけで諦めるのは簡単だ。でも、状況をそのまま子どもに見せると、子どもは自分にできることを探し始める。奨学金を調べる。自分で稼ぐ方法を考える。行き先や時期を変える案を出してくる。うちの息子が「自分で稼ぐ」と言うようになった経緯は、別の記事に書いた。

お金の話を家の中でオープンにすることは、留学の準備であると同時に、子どもを当事者にすることだと思っている。

留学の費用をどう考えるかは、家庭ごとに違う。同じように迷っているご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っている。

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