3人の子どもを留学させた母が、留学の相談にのっています

留学費は毎年上がる。息子が「自分で稼ぐ」と言うようになった理由

息子が通うUBCは、2025年12月の理事会で、2026/27年度の授業料を国際学生の新入生で4%、在学生で3%引き上げることを決めた。カナダ国内の学生も2%上がる。

留学費は、毎年上がるものだと思っている。為替も動く。だから我が家では、「親が全部出す」という前提を、最初から置いていなかった。

言い出したのは、どちらからでもあった

「自分で稼ぐ」と最初に言い出したのが息子か私か、と聞かれると、双方から、というのが正直なところだ。

私は息子が小さい頃から、世の中にはこんな仕事がある、あんな仕事がある、という話を伝え続けてきた。それと同時に、お金を稼ぐことの面白さ、自分で商売を作っていくことの楽しさも、どんどん話してきた。辛いことも多い。それでも面白い。その両方を、隠さずに。

だから息子の口から「結局、自分で稼がないといけない」という言葉が出てきたとき、驚きはなかった。そういう環境に、ずっといたのだから。

ゲームを置いて、帰っていった

この夏、息子と一緒に取り組んだのは、会社を作ること、そしてツールを作って売り、それを資金にしていく仕組みのことだった。

息子は、その仕組みを作っていく作業が本当に楽しかったようだ。カナダへ戻るとき、ゲームは置いていった。持って帰る必要が、なくなったらしい。

親が出す部分と、本人が担う部分

線引きで大事にしているのは、隠さないことだ。「ここまでは親が出せる。ここから先はできない」を、そのまま伝える。奨学金という選択肢も、自分で稼ぐという選択肢も、同じテーブルに載せて話す。

学費が毎年上がることも、そのまま共有している。息子はそれを知ったうえで、自分の担う部分をどう作るかを考えている。

「全部出してあげられない」ことを、私は申し訳ないとは思っていない。自分で稼ぐ理由を持てたことは、息子にとって、学位と同じくらい大きな財産になると思っているからだ。

留学のお金をどう考えるかは、家庭ごとに違う。同じように迷っているご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っている。

出典:UBC Board of Governors「Tuition and Non-Instructional Fees for 2026-2027」(2025年12月理事会資料)/The Ubyssey「From the Boardroom」(2025年12月) https://ubyssey.ca/news/from-the-boardroom-12-04-2025/

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