うちはなぜカナダだったのか。最後にアメリカと比べて見ていた3つのこと
「どの国がいいですか」は、いちばん多いご質問のひとつだ。答えは家庭ごとに違う。ただ、うちがどう決めたかは書ける。
最後は、アメリカかカナダか
息子の高校留学の行き先は、最終的にアメリカとカナダの二択になった。
息子はそれまでに、短期でアメリカに何度も行っていた。3ヶ月ほどの滞在を、何度か。だから、アメリカについては本人の中に「実際に暮らしてみた感覚」があった。エージェントの説明や、ネットの情報ではなく、自分の肌で知っている国だった。
その感覚をもとに、二人で条件を絞り込んでいった。
見ていた3つのこと
一つ目は、治安。これは譲れなかった。未成年の子どもを一人で置く場所として、親が夜に眠れるかどうか、という基準だ。
二つ目は、住む環境。学校の中だけではなく、学校の外で、どんな街で、どんな人たちの中で毎日を過ごすのか。
三つ目は、進学先の学校が、勉強だけでなくスポーツに力を入れていること。息子の希望は「スポーツと勉強が両立できる場所」だった。これはIBの体験授業のあとに本人の口から出てきた条件で、最後まで変わらなかった。
この3つでどんどん絞り込んでいった結果、残ったのがカナダだった。
「治安がいい」は、どう確かめたか
どの国のことも、「治安はいいですよ」という説明は聞く。それを鵜呑みにはしなかった。
うちの場合は、息子自身がアメリカで過ごした実感が、比較の物差しになった。本人の中に「暮らしてみた感覚」があったから、説明を聞いても、自分の感覚と照らして判断できた。だから、これから選ぶご家庭には、可能なら短期でも、本人が一度現地で過ごしてみることを勧めている。
国選びで、最初に見てほしい一点
いま同じ立場の親御さんに一つだけ言うなら、「国」から入らないこと、だと思う。
うちは国を先に決めたのではなく、「治安」「住む環境」「スポーツと勉強の両立」という条件を先に決めて、それに合う場所を探した結果がカナダだった。条件が違えば、答えは別の国になっていたと思う。
2026年は、国ごとの受け入れ方針も大きく動いている(以前の記事にまとめた)。だからこそ、先に決めるべきなのは国ではなく、我が子に必要な条件のほうだ。
同じように留学先で迷っているご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っている。どの街の、どんな学校だったかは、ご相談のときにお話ししている。
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