「この子は日本にいるべきじゃない」と思った日。IBの体験授業で見た、息子のキラキラした顔
公立中学3年の夏、塾に通って成績を立て直した息子は、高校をどこにするかという選択に向き合うことになった。
いくつものオープンスクールに参加して、本人の意見を聞いた。行きたいところは、だいたい定まってきていた。でも、どこか決めかねている様子だった。
車で1時間半先の、体験授業
そんな中で初めて知ったのが、日本の学校でありながらIB(国際バカロレア)のプログラムを取り入れている学校だった。車で1時間半。二人で体験授業を受けに行った。
授業は英語で行われる。生徒同士でディベートをして意見を出し合い、それを先生に伝える。先生が答えを与えるのではなく、生徒たちが相談し合って答えを出していく形だった。
息子は、グループの中で「どう思う?」とバンバンやりとりをして、バンバン手も挙げていた。何よりも、楽しそうだった。
その顔を見た瞬間、思った。この子は、日本にいるべきではないな、と。すべての子にそう思うわけではない。ただ、この子には、と思った。
「インターには戻りません」
授業のあと、どうだったかと聞くと、「楽しかった」と。
二人で話した。車で1時間半を毎日は無理だから、寮に入るか。改めて、インターナショナルスクールに戻るという選択はどうか。息子の答えは、「インターには戻りません」だった。
だったら、留学しよう。そう言うと、息子は即答でイエスとは言わなかった。彼なりに、いろいろ考えることがあったのだと思う。話を聞いていくうちに出てきたのは、「スポーツができるところがいい。同時に、勉強もできるところがいい」という希望だった。
二人でエージェントを回った
そこから二人で、東京も大阪も、ありとあらゆる留学エージェントを回った。電話をして、Zoomをして、話を聞いた。その中で、スポーツができて、学校にも通えて、それ以外のことも学べる学校に出会い、息子はそこに決めた。
そこで2年半を過ごし、現役でUBCに合格した。
大変だったと思う
本人は、かなり大変だったと思う。家を離れてのホームステイ。スポーツは学校のある日はできないから、土日に全力を注ぐ。放課後は勉強やボランティアにも取り組んでいた。
あとから本人が言っていたのは、「環境がとても良かった」ということだった。治安がよく、大自然に囲まれた街で、息子は本当に大きく成長したと感じている。本人も、あそこがいいと今も言っている。
どの街の、どんな学校だったのかは、ご相談のときにお話ししている。同じように子どもの留学先で迷っているご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っている。
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