「日本の教育も学んでみたかった」インターナショナルスクールから公立中学3年へ。息子が自分で選んだ一年
息子は、インターナショナルスクールから日本の公立中学校に移った経験がある。しかも、中学3年の一年間だけ。周りはみんな、受験の年だ。
入学のとき、校長先生が息子に聞いてくださった。なぜ、この一番大変な時期に公立を選んだのか。息子の答えは、「日本の教育も学んでみたかった。日本の高校への進学も視野に入れて、実際に学んでみたい」というものだった。本当にいい校長先生だった。
第一声は「軍隊みたい」
実際に通い始めると、戸惑いの連続だった。給食当番がある。給食が出る。授業は先生が話し、生徒は聞く。そもそも、そこからだった。
特に英語の授業は「何を言っているのかわからない」と言っていた。批判ではなく、素直な感想として、「これでは日本人は英語を話せるようにならないよね」と。国語も数学も、内容にまったくついていけない。それはそうだ。学校の日常のすべてが、ガラッと変わったのだから。
「塾に通わせてほしい」
そんな息子の口から出た言葉が、「塾に通わせてくれ」だった。
二人で、ありとあらゆる塾を回った。体験授業を受け、塾長に「同じ塾の中で、いちばんレベルの高いクラスはどこですか」と聞いた。行くなら一番いいところでないと意味がないと思っていたし、何より、息子の勉強のスタイルに合う場所を選びたかった。
5月から8月までの3ヶ月。学校が終わってから夜の11時まで塾にいて、8月は合宿にも行った。そして8月には、成績はトップまで戻っていた。自分の息子ながら、心から尊敬した。
環境が変わると、子どもは戸惑う。そして、乗り越える
この一年で私が見たのは、環境が変わったときの子どもの戸惑いと、それを自分の力で乗り越えていく姿だった。
そしてこの一年の終わりに、息子は「高校をどこにするか」という次の選択に向き合うことになる。その話は、また改めて書きたい。
同じように、子どもの学ぶ環境で迷っているご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っている。
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