3人の子どもを留学させた母が、留学の相談にのっています

「その子にとって、いちばんいい方法は何か」インターナショナルスクールを選んだ母が、今も思っていること

先日、子どものお金の学び方をまとめたガイドを読む機会があった。家の中に小さな経済圏をつくり、子どもが自分で「稼ぐ」「使う」を体感していく、という取り組みだ。

読みながら思い出したのは、『金持ち父さん 貧乏父さん』で語られていた、子どもを取り巻く環境の話だった。何を教えるかより、どんな環境に置くか。私自身、子育てでいちばん意識してきたのは、そこだったように思う。

向き合える時間は、限られていた

正直に言うと、当時の私は仕事の忙しさを理由に、人に頼っていた部分も多かった。だからこそ、限られた時間の使い方だけは決めていた。

夜、いちばん下の子と一緒に宿題をする。今日どんな楽しいことがあったか、何か困っていることはないか、聞いてみる。送り迎えの車の中も、なるべく会話の時間にする。特別なことは何もない。ただ、その時間だけは向き合う、と決めていた。

日本の学校では、学びにくいこと

お金の価値観と、自分の意見を言葉にして人と議論すること。この二つは、日本の学校ではなかなか身につきにくいと感じていた。

私自身がそうだった。言葉を選びすぎて、どう話していいかわからなくなる。世界の中で今の日本がどういう位置にいるのかも、数字で見る機会がないまま大人になった。大人がわかっていなければ、子どもにも伝えようがない。

私が選んだこと

息子が小さい頃、ジュニアNISAの口座を開いて、「ここにあるお金は、自分の好きなことに使いなさい」と伝えた。今は本人が自分で運用している。

インターナショナルスクールを選んだのは、英語のためだけではない。それぞれの国を尊重しながら、世界で起きていることについて冷静に意見を交わす。そういう場に、日常として身を置いてほしかった。

学び方に、こうでなければいけないという決まりはない。その子にとっていちばんいい方法は何かを探し続けた結果を、今も「間違ってはいなかった」と思っている。

少し広い舞台を、選択肢として

その後、息子は中学3年の一年間、日本の公立中学校も経験し、それから海外へ出た。三人の子どものうち二人は海外へ出て、もう一人もヨーロッパで暮らした経験がある。

留学がすべての家庭に合うとは思わない。ただ、日本語で検索して、日本の情報だけで完結する世界より、もう少し広い舞台があることを、子どもたちには見せてあげたかった。

同じように、子どもの学ぶ環境を考えているご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っている。

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