「責任を追求する」と書いたら、それ「追及」だよと言われた話
メモに「今回の件、責任を追求します」と書いていたら、隣で見ていた息子が指摘してきた。
「それ、たぶん『追及』の方だと思う」
「あ、違うの?」
考えたこともなかったが、「ついきゅう」という同じ読み方に、実は3つの違う漢字があるらしい。
3つの「ついきゅう」の違い
- 追求(ついきゅう):目的のものを手に入れようと追い求めること。「利益を追求する」など
- 追及(ついきゅう):責任や原因などを厳しく問いただすこと。「責任を追及する」「原因を追及する」など
- 追究(ついきゅう):物事の本質や真理を、深く掘り下げて明らかにしようとすること。「真理を追究する」など
「責任」に対して使うなら「追及」、「利益」なら「追求」、「真理」なら「追究」と、対象によって使う漢字が変わる。
なぜ使い分けが難しいのか
3つとも同じ読み方な上に、「何かを求めて突き進む」という共通のイメージを持っている。ニュースなどでも使い分けが曖昧なまま使われていることがあるらしい。
離れて暮らすからこそ気づくこと
普段何気なく変換している言葉ほど、正しい使い分けを聞かれると答えに詰まる。こういう発見を、息子との会話からもらっている。
息子の留学が始まってから、こういう小さな「知らなかった」の連続だった。同じように子どもの留学を考えているご家庭の相談に、今はDoor to Worldで乗っている。