「うろ覚え」と言っているのに、AIの音声入力が全然聞き取ってくれなかった話
最近、AIの音声入力を使って作業をしていて、ちょっとした事件があった。
「うる覚えなんだけど……」と言ったつもりが、画面には毎回「潤覚え」と出てくる。何度言い直しても同じ。
「うるおぼえ、うるおぼえ……」とぶつぶつ繰り返していたら、隣で作業していた息子が顔を上げた。
「さっきから何回も言ってるそれ、何?」
「え、うる覚えって言ってるんだけど、AIが全然聞き取ってくれなくて、漢字も違うし・・・」
「あー、それたぶん『うろ覚え』だと思うよ」
息子には一発で伝わったのに、AIには何度言っても伝わらなかった。
「うろ覚え」の意味
念のため確認すると、「うろ覚え」(うろおぼえ)は、記憶がはっきりしない、あいまいな覚え方をしていることを指す。「空覚え」とも書く。特に難しい言葉ではなく、日常的によく使う表現。
「潤覚え」という言葉は存在しない。AIの音声認識が、似た響きの、存在しない言葉に変換してしまっていたらしい。
人にはすぐ伝わるのに、AIには伝わらないことがある
面白いのは、人間である息子には文脈も込みで一瞬で伝わったのに、AIの方はうまく認識できなかったことだ。日本語の音声認識は、まだこういう細かいところで人間の理解力に追いついていない部分があるのだと実感した一幕だった。
息子の留学が始まってから、こういう小さな「知らなかった」の連続だった。同じように子どもの留学を考えているご家庭の相談に、今はDoor to Worldで乗っている。