「子どもを信じる」以上。留学して最初の1〜2ヶ月、親の私がしたこと、しなかったこと
9月は、新学期の国が多い。この夏に子どもを送り出した親御さんは、ちょうど今、最初の壁の時期を過ごしているのではないかと思う。息子を初めて海外へ送り出した年の、最初の1〜2ヶ月に私がしていたことを書いておきたい。
連絡は、息子からが基本だった
連絡の頻度は、多くて週に2、3回。男の子なので、そんなものだと思う。しかも、ほとんどが息子からだった。私から追いかけることは、あまりしなかった。
どうしても気になったときは、現地の後見人に連絡を取っていた。カナダでは、17歳未満の留学生には現地に後見人(カストディアン)を置くことが求められている。親の代わりに、現地で子どもを見守ってくれる大人だ。息子本人にではなく、その方に「最近どうですか」と聞く。それが、私なりの距離の取り方だった。
聞かなかったこと、必ず聞いたこと
勉強のことは、あまり聞かなかった。
代わりに必ず聞いていたのは、ちゃんと食べているか、よく寝ているか。この二つだけは、毎回言っていた。
それからもう一つ、繰り返し伝えていたことがある。「自分が本当に楽しいと思うことは、とことん徹底的にやりなさい」。
ホームステイ先で何かあったとき
ホームステイ先では、いろいろなことがあった。中身は書かないが、知ったときに私がしたのは、待つことだった。
息子は、自分で解決の方法を探していた。それが吉と出ても凶と出ても、私は口を出さなかった。直接ホストファミリーに連絡することもしなかった。これから先も、自分で解決していかなければならないことばかりだ。だったら、信じて任せる。そう決めていた。
ひとつだけしたことがある。本当によくしてくださったホストファミリーには、ホストマザーとホストファザーに宛てて、感謝の手紙を送った。それだけは、親としてしておきたかった。
親が先に不安になりそうなとき
自分に言い聞かせていたことは、一言だ。子どもを信じる。以上。
親としてできたこと、できなかったことを分けて考えたことは、実はあまりない。ともかく、信じていた。それだけだった。
今、送り出したばかりの親御さんへ
本当に心配だと思う。私も、言葉ではこう言っているが、内心は不安でしかなかった。友達と仲良くできているか。ご飯を食べているか。寝ているか。口には出さなかったが、勉強についていけているか。ホストファミリーとうまくやっているか。
それでも、子どもを信じて、胸を張って送り出した。「私たちの子なら、絶対に大丈夫」という、根拠のない自信で。
子どもは、親が思うよりずっと臨機応変に動ける。そして、親からの信頼と愛情があるとわかっていれば、自信を持って進んでいける。だから、深く追及しないこと。「こうしなさい、ああしなさい」を、親の目線で言わないこと。心からの愛と信頼を、ただ寄せてあげてほしい。
送り出した日のことは、以前に書いた。あの日から先の話は、こうして少しずつ書いていこうと思う。同じように子どもを送り出したばかりのご家庭のご相談に、今はDoor to Worldで乗っている。
出典:カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)「Minor children studying in Canada」 https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/study-canada/study-permit/prepare/minor-children.html
留学のこと、LINEで聞いてみませんか
3人の子どもを留学させた母が、トークにそのままお返事します。新しい記事のお知らせも週1通ほど。友だち追加の記念に「ホストファミリーへの手紙、3通の書き方(日英例文つき)」のPDFをお渡ししています。
LINE ID:@905gmacx(スマホの方はボタンからそのまま開けます)